『日本の国境』 第24回地方出版文化功労賞受賞!
2011/07/19
本プログラムの最初の研究成果でもある、岩下明裕編著『日本の国境・いかにこの「呪縛」を解くか』(北大出版会)が、第24回地方出版文化功労賞を受賞しました。この賞は、地方出版の意義をアピールするとともに、「本の国体」を目指す試みの一環とも位置づけられています。2010年10月22日から10月27日、鳥取県立図書館で開かれた「ブックインとっとり2010」に出品展示された全国の地方出版物(対象約650点)の中から、各地区の推薦委員および一般の来場者による会場での投票により選ばれた最終候補作12点が、12名の審査員の審議を経て、今年6月25日に本賞が決定されました。『北海道新聞』2011年7月15日付によれば、「タイムリーなテーマだが、偏りや扇動を感じさせる本が多い中で冷静に整理・提案されている」ことが授賞理由とされています。
今回の受賞は、本プログラムの目指す境界研究(ボーダースタディーズ)が日本各地に浸透し始めているなによりの証ともいえ、執筆者の多くが「境界地域研究ネットワークJAPAN」の設立に向けて活動する主要メンバーであることを考えれば、今後の展開に大きな励みとなるに違いありません。また『日本の国境』のお披露目が、2009年12月に根室で開かれた「国境フォーラム」のブックトークの場であったことも思い起こされます。 (岩下明裕、GCOE)
*「国境フォーラム IN 根室」の模様はこちら(PDF)
今回の受賞は、本プログラムの目指す境界研究(ボーダースタディーズ)が日本各地に浸透し始めているなによりの証ともいえ、執筆者の多くが「境界地域研究ネットワークJAPAN」の設立に向けて活動する主要メンバーであることを考えれば、今後の展開に大きな励みとなるに違いありません。また『日本の国境』のお披露目が、2009年12月に根室で開かれた「国境フォーラム」のブックトークの場であったことも思い起こされます。 (岩下明裕、GCOE)
*「国境フォーラム IN 根室」の模様はこちら(PDF)