土曜市民セミナー「中国プロパガンダ・ポスターの世界」大盛況
2011/12/17
2011年12月17日(土) 、北大総合博物館において、土曜市民セミナー「中国プロパガンダ・ポスターの世界」が開催されました。本セミナーは、現在、館内で展示中の第六期展示「越境するイメージ-メディアにうつる中国」と連動したもので、本日の講師の武田 雅哉(北海道大学大学院文学研究科)氏はGCOEプログラムの推進員でもあります。
セミナーにおいては、同音異義語を理解した上での年賀、月処ヘ牌、新年画と呼ばれる伝統的版画の読み解き方からはじまり、中華人民共和国のプロパガンダポスターの細部に書きこまれた情報の解釈、大躍進運動時代の農民画内に書かれた巨大作物から、毛沢東の描かれ方、文革後の公式写真の修整に至るまで、中国のポスターを読み解く方法が披露されました。会場には120名余の聴衆が詰めかけ、武田氏の軽妙な講釈には幾度となく笑いの渦が巻き起こりました。講演終了後、博物館展示ブースでは、早速、新たな視点で展示ポスターを眺める参加者が多く見られました。
セミナーにおいては、同音異義語を理解した上での年賀、月処ヘ牌、新年画と呼ばれる伝統的版画の読み解き方からはじまり、中華人民共和国のプロパガンダポスターの細部に書きこまれた情報の解釈、大躍進運動時代の農民画内に書かれた巨大作物から、毛沢東の描かれ方、文革後の公式写真の修整に至るまで、中国のポスターを読み解く方法が披露されました。会場には120名余の聴衆が詰めかけ、武田氏の軽妙な講釈には幾度となく笑いの渦が巻き起こりました。講演終了後、博物館展示ブースでは、早速、新たな視点で展示ポスターを眺める参加者が多く見られました。