土曜市民セミナー「越境する中国のメディア」(2/18)参加記
2012/02/18
2012年2月18日(土) 、北大総合博物館において、土曜市民セミナー「越境する中国のメディア」が開催されました。本セミナー講師の渡辺 浩平氏は、本GCOEプログラムの推進員でもあり、中国メディアの専門家として最近では、「変わる中国 変わるメディア」 (講談社現代新書)や「中国ネット最前線―『情報統制』と『民主化』」(蒼蒼社)等を著しています。
セミナーにおいては、中国の伝統的なメディア、テレビや新聞の状況がまず説明されました。党の統制と市場化(資金源)との間で揺れており、むしろ省レベルのメディアから、独自の路線が出ていることがいくつかの事例を挙げて示されました。
その上で、ネットがかつての沿海州の若年層限定から、全国規模に広がっていることが指摘され、ネットユーザーの論壇(フォーラム)、博客(ブログ)、微博(ミニブログ、ツィッター)の書き込みが、メディアのソースとなったり、時には政府当局を動かすことが、温州高速列車事故等の事例で説明されました。
降雪にも関わらず、会場には80名余りの聴衆が集まり、最新の中国ネット事情の講演に耳を傾けました。
セミナーにおいては、中国の伝統的なメディア、テレビや新聞の状況がまず説明されました。党の統制と市場化(資金源)との間で揺れており、むしろ省レベルのメディアから、独自の路線が出ていることがいくつかの事例を挙げて示されました。
その上で、ネットがかつての沿海州の若年層限定から、全国規模に広がっていることが指摘され、ネットユーザーの論壇(フォーラム)、博客(ブログ)、微博(ミニブログ、ツィッター)の書き込みが、メディアのソースとなったり、時には政府当局を動かすことが、温州高速列車事故等の事例で説明されました。
降雪にも関わらず、会場には80名余りの聴衆が集まり、最新の中国ネット事情の講演に耳を傾けました。