DVD「知られざる南の国境:八重山と台湾」ABSヒューストン大会でお披露目
2012/04/18
2012年4月12日から14日まで、Association for Borderlands Studies (ABS)の年次大会がヒューストンで開催され、本プログラムにかかわる研究員が数多く参加しましたが、本プログラムが企画したDVD「知られざる南の国境」(HBCフレックス)がパネルのひとつで上映されました。あいにく最終日のセッションということもあり、15名程度の参加者でしたが、次期会長のChristine Brenner、副会長のVictor Konrad、Martin van der Veldeを始め、Emmanuel Brunet-Jailly、Tony Payan、James Scott、Ilkka Liikanen、Kimberly Collinsらが参加し、本作品を企画した岩下及び英語版の制作に協力したPaul Richardsonとフィルムをめぐって討議を行いました。フィルムは参加者に深い印象を残したようで、今後、カナダ、米国、フィンランド、オランダなどでボーダースタディーズのクラスのなかで教材として使われます。昨年のABSソルトレイク大会での「知られざる北の国境:樺太と千島」からスタートしたこのフィルム・セッションですが、来年のデンバー大会では「先住民と国境」が上映されることになりそうです。 (岩下明裕)