土曜市民セミナー「サーミ展示―境界を越える学術・文化交流の創出」(12/15)参加記
2012/12/15
2012年12月15日、北大総合博物館において、土曜市民セミナー「サーミ展示―境界を越える学術・文化交流の創出」が開かれました。講師のマルティナ・テュリセヴァさんは、北大キャンパス内に事務所を構えるフィンランドセンター北海道事務所所長を務めており、第七期展示開催にあたり、コンセプト、マネージメントを含めて尽力されてきた中心人物でもあります。
講演では、展示の構想を思いついた経緯から、「伝統的生活と現代的な生活がいりまじった今日のサーミの街の再現」が展示のコンセプトである、と述べられました。次いで、今日のサーミ社会の具体的な様子をサーミ教育センターにおける職業訓練や、サーミ語の復興について、写真を交えながら説明され、最後に、サーミと文化交流のあるアイヌのデザイン展のヨーロッパ開催、モンゴルとロシアに跨る少数民族ドゥーハのトナカイとサーミのトナカイとの交配プロジェクトの可能性について述べられ、閉幕となりました。
会場には70名あまりの聴衆が、マルティナさんの堪能な日本語による講義に耳を傾けました。
なお、本日のセミナーで、「北極圏のコミュニケーション-境界を越えるサーミ」関連のセミナーは終了となります。展示は、年内12月27日までとなっています。
2013年1月末から、クリル・カムチャツカをテーマとした展示を計画中です。
関連セミナーを含め、プログラム確定次第、本HPで告知いたしたいと思います。
講演では、展示の構想を思いついた経緯から、「伝統的生活と現代的な生活がいりまじった今日のサーミの街の再現」が展示のコンセプトである、と述べられました。次いで、今日のサーミ社会の具体的な様子をサーミ教育センターにおける職業訓練や、サーミ語の復興について、写真を交えながら説明され、最後に、サーミと文化交流のあるアイヌのデザイン展のヨーロッパ開催、モンゴルとロシアに跨る少数民族ドゥーハのトナカイとサーミのトナカイとの交配プロジェクトの可能性について述べられ、閉幕となりました。
会場には70名あまりの聴衆が、マルティナさんの堪能な日本語による講義に耳を傾けました。
なお、本日のセミナーで、「北極圏のコミュニケーション-境界を越えるサーミ」関連のセミナーは終了となります。展示は、年内12月27日までとなっています。
2013年1月末から、クリル・カムチャツカをテーマとした展示を計画中です。
関連セミナーを含め、プログラム確定次第、本HPで告知いたしたいと思います。