土曜市民セミナー「旅する画家たち-ロシアと日本の境界の風景」(1/26)参加記
2013/01/26
2013年1月26日(土)、土曜市民セミナー「旅する画家たち-ロシアと日本の境界の風景」が開かれました。第八期展示「知られざるクリル・カムチャッカ-ロシアから見た境界のイメージ」関連セミナーの第一弾で、ナタリア・キリューヒナ氏(ロシア芸術家同盟会員、サハリン支部)が、展示企画者の谷古宇尚氏との対談形式で、クリルを舞台としたロシア芸術の概要を講演されました。
自らも芸術家、美術教師として活動するキリューヒナ氏は自らの経験を交えつつ、サハリン・極東の美術教育システム、ソ連時代のシコタン・グループやサハリン在住芸術家達の活動の概要、さらにクリル、サハリンを描いた自らの作品を解説されました。特に、ソ連時代に芸術家達を魅了したクリル(色丹、択捉)の自然の美しさが強調されました。ソ連時代、モスクワのみならすソ連各地からクリルを訪れた芸術家は悉く自然に魅せられて多くの作品を残しており、ソ連時代から今日に至るまで、個展が開かれる程の評判となっています。キリューヒナ氏の作品解説を通じて、「近くて遠い」クリルやサハリンに思いを馳せた聴衆も多かったことでしょう。
自らも芸術家、美術教師として活動するキリューヒナ氏は自らの経験を交えつつ、サハリン・極東の美術教育システム、ソ連時代のシコタン・グループやサハリン在住芸術家達の活動の概要、さらにクリル、サハリンを描いた自らの作品を解説されました。特に、ソ連時代に芸術家達を魅了したクリル(色丹、択捉)の自然の美しさが強調されました。ソ連時代、モスクワのみならすソ連各地からクリルを訪れた芸術家は悉く自然に魅せられて多くの作品を残しており、ソ連時代から今日に至るまで、個展が開かれる程の評判となっています。キリューヒナ氏の作品解説を通じて、「近くて遠い」クリルやサハリンに思いを馳せた聴衆も多かったことでしょう。