土曜市民セミナー 「鮞(はららご)の島よ-『樺太』を問うて」(6/15)参加記
2013/06/15
2013年6月15日(土)、北海道大学総合博物館において、土曜市民セミナー 「鮞(はららご)の島よ-『樺太』を問うて」が開かれました。
本日は、第九期展示関連セミナーの第一回として、展示でも取り上げられている工藤信彦氏が講師をつとめました。工藤氏は、樺太で青少年時代を過ごし、後に札幌に『疎開」した体験を有しており、現在に至るまで、境界移動によってすでに失われた樺太の位置づけを詩作や樺太連盟の活動を通じて問い続けている、まさに境界研究の先駆者といえる人物です。
セミナーにおいて、工藤氏は、自らの樺太における生活体験をベースに、当時の生活文化や、ソ連参戦や敗戦時の一般市民の反応を取り上げ、現在の歴史教育やマスコミから消滅しつつある「樺太」の存在を聴衆に強く語りかけました。
休日の晴天にも関わらず、会場には90名余りの聴衆が詰めかけ、樺太に対する道民の関心の深さを改めて認識させられました。
本日は、第九期展示関連セミナーの第一回として、展示でも取り上げられている工藤信彦氏が講師をつとめました。工藤氏は、樺太で青少年時代を過ごし、後に札幌に『疎開」した体験を有しており、現在に至るまで、境界移動によってすでに失われた樺太の位置づけを詩作や樺太連盟の活動を通じて問い続けている、まさに境界研究の先駆者といえる人物です。
セミナーにおいて、工藤氏は、自らの樺太における生活体験をベースに、当時の生活文化や、ソ連参戦や敗戦時の一般市民の反応を取り上げ、現在の歴史教育やマスコミから消滅しつつある「樺太」の存在を聴衆に強く語りかけました。
休日の晴天にも関わらず、会場には90名余りの聴衆が詰めかけ、樺太に対する道民の関心の深さを改めて認識させられました。