土曜市民セミナー「秋野豊が残したもの」(10/19)参加記
2013/10/19
2013年10月19日、本GCOEプログラム「境界研究の拠点形成」主催の土曜市民セミナー「秋野豊が残したもの」が開かれました。
最初に、岩下拠点リーダーが挨拶に立ち、境界研究の先駆者として秋野豊を紹介し、次いで、筑波大学で薫陶を受けた伊藤庄一氏(エネルギー経済研究所)が、秋野豊の人なり、指導ぶりについて語られました。伊藤氏が強調されたのは、既存の枠組みに拘らない学問・教育スタイルで、グローバルな視野を持つことを学生に訴え続けたことでした。
講演に続き、伊藤氏、 稲垣文昭氏(慶應義塾大学)が岩下拠点リーダーの進行で、秋野豊が残したものについて、トークを行いました。伊藤、稲垣両氏とも、秋野豊の型破りなスタイルは育った環境に因るところが大きく、社会へのインパクト、政策提言を意識していたと述べます。一方で稲垣氏は、秋野豊が持っていた学術面の成果が出し切れないうちに亡くなられてしまったことが残念であった、との評価を示されました。
最後に、会場に来られていた秋野豊氏と縁がある関係者が、秋野氏の生前のエピソードを披露し、宇山智彦(スラブ研究センター長)が、「秋野豊を通じてユーラシア各地の紛争の全体像を知ってほしい」と訴えて締めとなりました。
当日は日柄にも恵まれ、会場は、80名余りの聴衆で満席となり、小樽生まれの境界研究のパイオニアに対する市民の関心の高さを伺うことができました。
秋野豊氏をフューチャーした展示は、北大総合博物館二階のGCOE展示ブースで開催中です。皆様の観覧をお待ちしております。
最初に、岩下拠点リーダーが挨拶に立ち、境界研究の先駆者として秋野豊を紹介し、次いで、筑波大学で薫陶を受けた伊藤庄一氏(エネルギー経済研究所)が、秋野豊の人なり、指導ぶりについて語られました。伊藤氏が強調されたのは、既存の枠組みに拘らない学問・教育スタイルで、グローバルな視野を持つことを学生に訴え続けたことでした。
講演に続き、伊藤氏、 稲垣文昭氏(慶應義塾大学)が岩下拠点リーダーの進行で、秋野豊が残したものについて、トークを行いました。伊藤、稲垣両氏とも、秋野豊の型破りなスタイルは育った環境に因るところが大きく、社会へのインパクト、政策提言を意識していたと述べます。一方で稲垣氏は、秋野豊が持っていた学術面の成果が出し切れないうちに亡くなられてしまったことが残念であった、との評価を示されました。
最後に、会場に来られていた秋野豊氏と縁がある関係者が、秋野氏の生前のエピソードを披露し、宇山智彦(スラブ研究センター長)が、「秋野豊を通じてユーラシア各地の紛争の全体像を知ってほしい」と訴えて締めとなりました。
当日は日柄にも恵まれ、会場は、80名余りの聴衆で満席となり、小樽生まれの境界研究のパイオニアに対する市民の関心の高さを伺うことができました。
秋野豊氏をフューチャーした展示は、北大総合博物館二階のGCOE展示ブースで開催中です。皆様の観覧をお待ちしております。