第3回(2012年度)地域研究コンソーシアム賞を田畑伸一郎教授が受賞
2013/11/09
2013年11月9日、愛知大学名古屋キャンパスで開催された地域研究コンソーシアム年次集会で、スラブ研究センターの田畑伸一郎が代表を務める「ユーラシア地域大国の比較研究」(新学術領域研究)が第3回地域研究コンソーシアム・研究企画賞を受賞しました。田畑教授は個人としても本プログラムに対し、雑誌のレビュー、博物館展示企画などで貢献されてきましたが、教授の率いる「ユーラシア地域大国の比較研究」もBRIT第12回大会をはじめとする本プログラムの様々な事業とコラボを積み重ねてきました。
今回の授賞理由の一つに、「ロシア、中国、インドを地域大国と位置づけて比較することによって、地域の特殊性や固有性を見出すことを得意とする地域研究者が、敢えてそれらの国々がもつ一般性・普遍性の解明に挑み、・・・新たな基軸としての経済・政治モデルの提示を試みている点は、日本における世界認識を拡大し、大きく転換するうえでインパクトを持ち得ている」とあります。このアプローチはまさに境界研究がシェアしているものであり、今回の授賞は本プログラムにとっても大いに励みとなります。
なお本プログラムもコンソーシアムの一員として活動しており、これまで3回にわたって次世代ワークショップの公募事業・境界研究(ボーダースタディーズ)枠を支援・共催してきました。ちなみに今年度は「多民族社会におけるアイデンティティの形成・分断・再統合」(企画責任者・亀田真澄)が採択されており、これまで2回の成果の一部は、レビューを経て『境界研究』にも収録されています。 (岩下明裕)
新学術領域研究「ユーラシア地域大国の比較研究」のHPはこちら
次世代ワークショップの概要はこちら
今回の授賞理由の一つに、「ロシア、中国、インドを地域大国と位置づけて比較することによって、地域の特殊性や固有性を見出すことを得意とする地域研究者が、敢えてそれらの国々がもつ一般性・普遍性の解明に挑み、・・・新たな基軸としての経済・政治モデルの提示を試みている点は、日本における世界認識を拡大し、大きく転換するうえでインパクトを持ち得ている」とあります。このアプローチはまさに境界研究がシェアしているものであり、今回の授賞は本プログラムにとっても大いに励みとなります。
なお本プログラムもコンソーシアムの一員として活動しており、これまで3回にわたって次世代ワークショップの公募事業・境界研究(ボーダースタディーズ)枠を支援・共催してきました。ちなみに今年度は「多民族社会におけるアイデンティティの形成・分断・再統合」(企画責任者・亀田真澄)が採択されており、これまで2回の成果の一部は、レビューを経て『境界研究』にも収録されています。 (岩下明裕)
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