スラブ研究センターニュース 季刊 2006 年夏号No.106
2006年 |
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9月28−10月1日 |
中央ユーラシア学会(CESS)於ミシガン大学 |
10月13-15日 |
日本国
際政治学会研究大会 於木更津、かずさアーク 詳細は: http://wwwsoc.nii.ac.jp/jair/ |
10月20−22日 |
日本
ロシア文学会全国大会 於京都大学総合人間学部 詳細は: http://wwwsoc.nii.ac.jp/robun/oshirase_index.html |
10月28日 |
比較経
済体制学会秋期大会 於神戸大学 詳細は: http://www.econ.kobe-u.ac.jp/~yoshii/jaces2006autumn/ |
10月28−29日 |
ロシア史研究会2006年度大会 於明治大学 詳細は: http://wwwsoc.nii.ac.jp/jssrh/ |
11月16-19日 |
米国スラブ研究促進学会(AAASS)年次大会 於ワシントンDC |
11月18-19日 |
ロシア・東欧学会年次大会 於青山学院大学 |
12月13−15日 |
スラブ研究センター冬期国際シンポジウム |
2007年 |
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7月4−6日 |
スラブ研究センター夏期国際シンポジウム |
2010年 |
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7月23−27日 |
ICCEES(国際中東欧研究協議会)第8回世界会議 於ストックホルム |
センターのホームページ(裏表紙参照)にはこの他にも多くの海外情報が掲載されています。
本誌90号(2002年7月)で、シェヴェロフ氏旧蔵書の受入完了が近いことをお知らせしたが、それを並べる場所の確保が困 難だったことなどもあり、その 後の整理は、必ずしも順調でなかった。本年になって、最近、国立情報学研究所が力を入れるようになった遡及入力支援事業が活用できないかと、附属図書館か ら申請していただいたところ、これが採択され、5月から整理が急速に進行するようになったので、お知らせしておきたい。
この遡及入力支援事業の対象は、図書として整理できる資料に限定されているため、逐次刊行物類については今後引き続き目録作 業の必要があるものの、これに よって本年度中に、おそらくはスラヴ言語学・文献学コレクションとしては質・量とも国内最大規模と言えるであろう、本コレクションの大部分について目録が 作成済みとなり、オンライン検索可能となる見込みである。
2006年4月から6月までの3ヵ月間における、センターのホームページへのアクセス数(但し、gif・jpg等の画像形式ファイル を除く)を統計しました。
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全アクセス数 (1日平均) |
うち、 邦語表紙 アクセス数 (1日平均) |
うち、 英語表紙 アクセス数 (1日平均) |
国内からの アクセス数 (%) |
国外からの アクセス数 (%) |
不明 (%) |
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4月 | 368,384(12,279) | 13,656(455) | 2,579(86) | 71,096(20%) | 258,741(70%) | 38,547(10%) |
5月 | 430,603(13,890) | 14,645(472) | 2,678(86) | 103,350(24%) | 295,773(69%) | 31,480(7%) |
6月 | 370,116(12,337) | 13,721(457) | 2,534(84) | 90,853(25%) | 237,231(64%) | 42,032(11%) |
和文レフェリーズジャーナル『スラヴ研究』第54号(2007年4月発行予定)の投稿申し込みおよび原稿を受け付け中です。申し込みフォームは、セ ンターのインターネット・サイトから入手するか、センター大須賀宛ご請求ください。投稿規定・執筆要領・引用注の様式も同様の方法で入手してください。原 稿締め切りは2006年8月末で、レフェリー審査によって採否が決められます。多数の投稿をお待ちしています。
欧文レフェリーズジャーナルActa Slavica Iaponica第24号(2006年度末迄に発行予定)へ寄せられた投稿は、現在複数レフェリーによる審査がおこなわれています。今年度 から編集責任者 が新任のウルフ研究員に交代しました。夏まで海外研修中のため、編集部内で連絡等に多少手間取っていますが、順調な編集・刊行にこぎつけるべく努力中で す。
『ロシア外交の現在II』が21世紀COE研究報告集No. 14として、5月に発行されました。本報告書は、科研基盤研究(B)「ポスト冷戦時代のロシア・中国関係とそのアジア諸地域への影響」の研究会と連動しな がら、アフター・シンポジウム・セミナーとしておこなわれてきた各種セミナーの報告を中心に編まれたものです。論文題目は次の通り。
プーチン政権における「国家安全保障概念」の改訂をめぐる動き:「国家
安全保障概念」から「国家安全保障戦略」へ |
兵頭慎治 |
プーチン政権下の対中国アプローチとその特徴 |
岩下明裕 |
北朝鮮:降着からの脱出 |
A.ヴォロンツォフ V.エヴセーエフ |
冷戦の内部構造:ソ連・ロシアに内在する冷戦産業の実態 |
片桐俊浩 |
混乱のモンゴル政治:2004年6月総選挙後の状況 |
荒井幸康 |
『『日ロ関係の新しいアプローチを求めて』が21世紀COE研究報告集No.15として、7月に発行されました。本報告書の前半部は、北海道大学と 北海道新聞社が共同で組織した「北北プロジェクト」の最初の成果である、「北方領土問題」をめぐる住民アンケートの基本データとその分析を中心に編まれて います。後半部は、北海道新聞小樽支社の本田良一記者による、安全操業や貝殻島コンブ漁といった日ロ関係の一断面に迫るレポートが収録されています。「北 方領土問題」はともすれば大局的な議論に眼を奪われがちですが、このような現場の微細な状況を踏まえることも必要でしょう。日ロの国境地域でこれまで起 こってきたこと、今、起こりつつあることについて、本報告書は有益な材料を提示しているものと思われます。報告集の題目は次の通り。
「北方領土問題」に関するアンケート・世論調
査 |
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I |
2005年7月 根室市民アンケート |
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II-1 |
2005年10-11月 北海道5都市・根室
管内世論調査 |
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II-2 |
2005年10月 「北方領土」ロシア住民世
論調査 |
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(岩
下明裕+北海道新
聞情報研究所) |
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日ロ関係と安全操業 |
本田 良一 |
今年は3年に1度の『スラブ・ユーラシア研究者名簿』改訂の年にあたり、6月末に1900名あまりの方にアンケートをお送りしました。この文を書い ている現在、毎日大量に返信が届き、皆様のご協力に感謝しているところです。ニュースがお手元に届くころにはひと段落していますが、引き出しの奥にアン ケートを入れたまますっかり忘れていた、などという方がおられましたらまだ間に合いますので、どうか返信願います。
今回は日本ロシア・東欧研究連絡協議会の委託による「後継者育成に関する調査」も同封しましたので、そちらのほうもご協力よろしくお願いします。
名簿は順調にいきますと秋ごろの刊行予定で、ご芳名掲載可の返事をされた方には無料でお送りすることになっております。