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2014.07.07

セルゲイ・ゴルノフ氏がスラブ・ユーラシア研究センター外国人研究員として着任

セルゲイ・ゴルノフ氏がスラブ・ユーラシア研究センター外国人研究員として着任

 ロシア国籍者で、ロシアとEUおよび旧ソ連圏の境界問題の第一人者であるセルゲイ・ゴルノフ氏が7月1日付でスラブ・ユーラシア研究センター外国人研究員として着任した。ゴルノフ氏は、元々、ロシア・ヴォルゴグラード国立大学で教鞭を取ってきたが、ロンドン、タルトゥ(エストニア)にポストを得て長期滞在して研究を続け、EU諸国でのボーダースタディーズの現状に非常に明るい人物として、また、汚職や密輸といった重要だが扱いにくいテーマを真正面から取り上げるユニークな研究アプローチをとる研究者として知られている。単著であるEU-Russian Border Security: Challenges, (Mis)Perceptions and Responses (Routledge)が刊行された。スラブ・ユーラシア研究センターには明年3月末までの滞在が予定されており、冬季国際シンポジウムやセミナー等での研究成果報告と日本のボーダースタディーズ・コミュニティとの交流が期待される。