Eurasia Unit for Border Research (Japan)

Home > What's New Archives > BRIT XIV アラス(フランス)で始まる

What's New Archives

Back to List

2014.11.05

BRIT XIV アラス(フランス)で始まる

BRIT XIV アラス(フランス)で始まる

 2012年に福岡・釜山で開催されたBRIT (Border Regions in Transition) XIIに次ぐ、第14回大会が、11月4日、フランスで始まりました。テーマは「ボーダー:イノベーションの源泉」。1994年に第1回がドイツ・ポーランド国境で開催されてから、20年の節目になる大会ですが、第1次世界大戦100周年記念行事でもあり、フィールドトリップはドーバー海峡に加え、ベルギー・フランス国境地域で実施されます。また会議そのものは、アラス、リール、モンス(ベルギー)の3か所で4日間にわたって開催されます。参加者は200名弱。第12回大会で活躍したイスラエル、ポーランド、フィランド、タジキスタン、インド、ネパールなど顔なじみの参加者が会場にて再会を祝う光景が目につきました。

 初日の総会は、前大会を主宰したBRIT XIIコーディネーターによるオープニングスピーチで始まり、午後は8つのセッションが並行して行われました。なお、UBRJでは今回のBRITの「イノベーション」というテーマを意識し、とくにボーダーツーリズム(国境の島・対馬及び世界と日本の国境観光)の報告に力を入れています。セッションの模様は続報でお伝えします。                                                 
                                                            (文責:
岩下 明裕
BRIT XIV.jpgBRITXIV 2.jpg