本ユニットが深くかかわっているABS(Association for Borderlands Studies)ですが、4月のポートランドでの年次集会に先立ち、欧米とアジアの主要メンバーによるインドでのシンポジウム及びセミナーを3月2日から5日かけて連続開催しました。目玉はバングラディッシュやミャンマーに近いアッサムのグワハティでの80名の参加者を集めたシンポジウムで、現会長のマーチン・ヴァンダ・ベルデを始め、キャサリン・スタウト、ポール・ギャンサーらが報告し、インドの研究者と地域を越えたケーススタディを共有する意義を確認しました。3日と4日はバングラディシュとの国境を視察し、5日はデリーで著名なシンクタンク、政策研究センター及びネルー大学でセミナーを開きました。この一連の企画をインド側で引き受けた、ミルザ・ラフマン、ジャビン・ジェイコブ、クリシュンドラ・メーナはいずれもグローバルCOE「境界研究の拠点形成」サマースクールの同窓生であり、北海道の地で生まれたボーダースタディーズのネットワークがいまや世界を動かし始めていることを実感しました。
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What's New Archives
2015.03.22
ABS(Association for Borderlands Studies)インド・アッサムで特別セッション開催
ABS(Association for Borderlands Studies)インド・アッサムで特別セッション開催
(文責: 岩下明裕)