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2015.06.22

島嶼コミュニティ学会におけるボーダースタディーズの成果発信

島嶼コミュニティ学会におけるボーダースタディーズの成果発信

 科研基盤(A)「ボーダースタディーズによる国際関係研究の再構築」共催による、島嶼コミュニティ学会「2015年の節目に考える世界とコミュニティ」が、2015年6月20日に大阪難波で開催されました。本ユニットや研究プロジェクト関係では、高橋美野梨(北大スラブ・ユーラシア研究センター)による一般報告「北極域における資源開発とコミュニティ」や、小池康仁(与那国町・嘱託専門員)らによる特別セッション「与那国島史の観光資源化」が注目を浴びました。学会のハイライトとなったシンポジウム「ボーダースタディーズとコミュニティ」では、科研メンバーでもある古川浩司(中京大)、田村慶子(北九州市立大)、花松泰倫(九州大)らが熱の入った議論を繰り広げました。30名ほどの参加者でしたが、フロアから山﨑孝史(大阪市大)が政治地理学的な立場から詳細なコメントを行うなど、科研と学会が見事に連携した成果発表の場となりました。

 (文責:岩下 明裕

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