古今書院が刊行する月刊誌『地理』の2016年4月号より、12回にわたるボーダースタディーズ特集の連載が始まりました。『地理』誌は、研究者向けと一般向けの中道をゆく、分かりやすい地理学雑誌として定評があります。大型書店や有名なネット書店では取扱いがございますので、ぜひお手に取ってご覧ください。
各号の特集論文タイトルと執筆者(6月号以下はすべて仮題です)
2016年4月号 第1回
ボーダースタディーズへの招待-連載をはじめるにあたって 岩下 明裕(北海道大学)、高木 彰彦(九州大学)
2016年5月号 第2回
ボーダーレスな世界とボーダーフルな世界―
2016年6月号 第3回
領域の罠・現場・そして境界 山﨑 孝史(大阪市立大学)
2016年7月号 第4回
日本の境界地域を考える 古川 浩司(中京大学)
2016年8月号 第5回
ボーダーツーリズムを創るI 対馬と釜山 花松泰倫(九州大)
2016年9月号 第6回
ボーダーツーリズムを創るII 稚内とサハリン 高田 喜博(北海道国際交流・協力総合センター)
2016年10月号 第7回
ボーダーツーリズムを創るIII 八重山と台湾 島田 龍(九州経済調査協会)
2016年11月号 第8回
構築される領土問題・北方領土 竹島 尖閣 岩下 明裕(北海道大学)
2016年12月号 第9回
先住民と境界 水谷 裕佳(上智大学)
2017年1月号 第10回
移民と国境 北川 眞也(三重大学)
2017年2月号 第11回
アートとボーダー 高松 郷子
2017年3月号 第12回
EU諸国の国境地域(もしくは「国境地域の連続性と不連続性」)-フランス・スイス国境を事例として
滝波 章弘(首都大学東京)