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すでに本HPでの告知はしておりましたが、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター境界研究ユニット(UBRJ)は、7月26日にリニューアルオープンした総合博物館(2階スラブ・ユーラシア研究センター境界研究ユニットのブース)にて、「国境観光(Border Tourism)」第二期展示を組織しました。メインコンテンツは、稚内市在住の写真家(兼学芸員)斉藤マサヨシ氏によるサハリンの自然と名所、日本統治時代の遺構をフィーチャーした「サハリン(樺太)国境紀行写真展」です。また、岩下明裕・ユニットリーダーが監修した「対馬」と「稚内・サハリン」国境観光についての解説パネル、そして、第一期展示に引き続き、日本統治時代の樺太観光についてのパネル展示を掲げております。後者は、昨年10月に闘病の末、33歳の若さで永眠された宇佐見祥子さんの遺作です。宇佐見さんは2009年からGCOE/UBRJの博物館展示にかかわってこられた大功労者であり、宇佐見さんについてのメモリアル展示も組織しました。総合博物館2階にUBRJブースがございます。月曜日休館で、10時~17時まで開館です。北大をご訪問の際は、ぜひお立ち寄りください。

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