北東アジア・コンソーシアム第2回会合開催(2011年7月13-14日)
2011/07/16
2012年のAPECウラジオストク会議を立ち上げ時期の目標とする、北東アジア・コンソーシアム設立のための準備会合が北京で開催されました。会議には前回とほぼ同じ顔ぶれが、モスクワ、ウラジオストク、ソウル、シアトルなどから参加しました。今回の会合では、コンソーシアムの意義と射程、メンバーシップ、APEC会議に向けてのロードマップ、各国の政策担当者への働きかけ方などが多岐にわたって議論されました。とくに北東アジアという枠組への米国の参加の意味が話題となりましたが、北東アジアを取り巻く海域の安全保障や環境・経済などでの境界を越える協力が不可欠だという認識に伴い、柔軟な参加形態を目指す方向で議論は進みました。
会合は、「ソウル=シアトル・イニシャティヴ」とでもいうべく、ワシントン大学とソウル大学の主導で進み、河龍出、ドナルド・ヘルマン、アンドレイ・コルトゥノフ(新ユーラシア基金)、シン・ボムシク(ソウル大)らが活発に議論を交わし、これに外交学院の研究者たちが絡むというかたちになりました。日本からは本プログラムによる参加者たちがプレゼンスを示しました。次回の会合は11月にモスクワで予定されています。引きつづき、本プログラムが日本側参加者をコーディネートします。 (岩下明裕)
会合は、「ソウル=シアトル・イニシャティヴ」とでもいうべく、ワシントン大学とソウル大学の主導で進み、河龍出、ドナルド・ヘルマン、アンドレイ・コルトゥノフ(新ユーラシア基金)、シン・ボムシク(ソウル大)らが活発に議論を交わし、これに外交学院の研究者たちが絡むというかたちになりました。日本からは本プログラムによる参加者たちがプレゼンスを示しました。次回の会合は11月にモスクワで予定されています。引きつづき、本プログラムが日本側参加者をコーディネートします。 (岩下明裕)