- 百瀬フェローシップは、フィンランドを軸とした中東欧の政治、国際関係の研究を専門とされる百瀬宏氏(津田塾大学名誉教授)が、スラブ・ユーラシア地域に関する総合的研究の振興のため2020年にセンターにご寄付下さった基金によって運用されます。特に先生のご意思により、若手研究者の育成を支援すべく、百瀬フェローシップを2021年度から設けることにしました。センターには大学院生を対象とした中村・鈴川基金奨励研究員制度がすでに運用されていますが、そのシニア版として設立されました。
- 百瀬基金は、スラブ・ユーラシア研究センターの前身である北大法学部附属スラブ研究施設長(1969-1971)も務められた百瀬宏先生(津田塾大学・広島市立大学名誉教授、白薔薇勲章騎士一級章をフィンランド政府より授与)のご意思に基づき、2020年に設立されました。百瀬基金は、1)テニュアを持たない若手ポスドク研究者に対する海外及び国内の研究調査支援を目的とした「百瀬フェローシップ」の活動、2)センターにおける中東欧文献コレクションの構築、3)大学院・学部学生の育成支援などに運用されます。
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