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中村・鈴川基金奨励金研究員の募集について
中村・鈴川基金奨励研究員一覧(1994年度-)
2024 年度の募集は締め切りました。多数のご応募をいただき、ありがとうございました。
2024年度中村・鈴川基金奨励研究員募集要項
- 1、目的
人文・社会科学の諸分野で、スラブ・ユーラシア地域を研究対象とする北海道外の若手研究者に中村・鈴川基金より助成金を提供し、スラブ・ユーラシア研究センター(以下センターと略称)における施設・資料の利用、及び研究員との共同研究をうながすことによって、スラブ・ユーラシア地域研究の振興を図ることを目的とする。
- 2、助成対象者
原則として国内の国・公・私立大学の大学院博士(後期)課程に在籍する者(外国籍の者も含む)。若干名を採用する。
- 3、受入(滞在)期間
原則として2024年7月から2025年2月の間で1週間以上3週間以内。具体的な滞在期間は、採用通知後にセンターと調整を行うものとする。 なお、滞在中には一度、自身の研究について報告を行うことが義務付けられる。
- 4、助成金額
国内旅費と滞在費の一部を支弁する。
- 5、応募要領
[応募用紙ダウンロードはこちら]
希望者は応募用紙に所定事項を記入の上、主要業績、および指導教員もしくはそれに相当する研究者の推薦状のPDFファイルと合わせて、5月7日(火)17時までにセンター事務室宛にメールで送付するものとする。メールの件名は、「中村・鈴川基金奨励研究員応募」と記載すること。
- 6、採用者の決定
5月下旬に決定し応募者に結果を通知する。
- 7、その他
1) 予定滞在期間を満たさないで研究滞在を中止した場合は、支給費用の一部の返済を求められることがある。
2) 応募に関する問い合わせおよび応募書類の送り先は、下記のとおり。
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター事務室 koubo@slav.hokudai.ac.jp
概 要
- 中村研究奨励基金(略称中村基金)は、ロシア・東欧の地理学を専門とされる中村泰三氏(1933-2016)がスラブ地域に関する総合的研究の振興のため、 2006年とご逝去後の2017年にセンターにご寄付下さった基金です。センターでは、それまでの鈴川基金の高い評価に鑑み、2006年度より鈴川基金に合わせて、鈴川・中村基金奨励研究員制度として運用してきました。2017年からは、中村・鈴川基金奨励研究員制度として運用しております。なお,中村先生からは2005年にソ連・東欧地域で刊行された地理学研究書を中心とした資料1,751冊の寄贈もいただき、これについては、「中村泰三文庫」として附属図書館に所蔵されています。
- 鈴川研究奨励基金(略称 鈴川基金)は、篤志家鈴川正久氏(1915-2004)がスラブ地域に関する総合的研究の振興のため、
1985年にセンターにご寄付下さった基金です。センターでは、鈴川氏のご意志に添うよう、学術交流に対する助成、スラブ地域に関する研究者・研究調査に
対する助成のために、同基金を運用してきました。この奨励研究員制度は、同基金活用の一環として、1987年度から始められました。
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