第
2期ITPフェローの公募について
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趣
旨:
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スラブ研究センターは、独立行政法人日本学術振興会が推進する「若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)」の平成20−24年
度における実施組織として採択されました。その趣旨は、「我が国の大学院学生(博士課程、修士課程)、ポスドク、助教等の若手研究者が海外で活躍・研鑽す
る機会の充実強化を目指し」、「我が国の大学が、一つないし複数の海外パートナー機関(大学、研究機関、企業等)と組織的に連携し、若手研究者が海外にお
いて一定期間教育研究活動に参加する機会を提供すること」です(http://www.jsps.go.jp/j-itp/index.html)。
スラブ研究センターは、ハーヴァード大学デイヴィス・センター、ジョージ・ワシントン大学(ワシントンDC)、オックスフォード大学聖
アントニー校をパート
ナーとし、それらに毎年一人ずつ若手研究者を派遣します。初年度は、7名の応募者の中から、4名が採択されました。
本制度の目的は、あくまで訓練のための派遣であり、従来の留学と違う点を列挙すれば次の通りです。
- 派遣期間中に有力国際学会での研究発表、一流英文査読誌への投稿が義務付けられる。
- 10ヶ月の派遣期間中だけではなく5年間の事業期間を通じて国際的な共同研究、イベント、業績発表の先頭に立つ(そのための
財政的・技術的な支援を受ける)。
- 派遣期間中、個人的な研究に従事し、業績を発表するだけではなく、スラブ研究センターと上記パートナーが推進する共同研究の
担い手となる。狭義の研究者としてだけではなく、研究企画・組織能力を身につける。それを通じてコミュニケーション能力も向上する。
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この趣旨で、平成21年6月1日−平成22年3月31日派遣者を募集します。
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待
遇:
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- ハーヴァード大学デイヴィス・センター、ジョージ・ワシントン大学、オックスフォード大学聖アントニー校のいずれかを研修先とし
て選ぶことができる。
応募に当たっては、第1希望だけでなく、第2希望も明記することが望ましい。
- 派遣者として選抜されてから派遣までの期間に、合宿・講習会などの形で、会議英語、英語論文執筆についての集中的なトレーニング
を受けることができ
る。
- 派遣先でのセミナーのカリキュラム化、優秀な英文編集者の発見、有力研究機関・研究者とのコンタクトなどの訓練基盤形成につき、
担当教員の個別具体的
援助を受けることができる。
- 10ヶ月間の旅費、滞在費として適切な額が支給される。また英文校閲・英語能力向上のための費用および企画費(AAASS、
ASN、CESS、ICCEESなど有力国際学会の大会でのパネル組織やパートナー機関と協力しての中小規模のイベントの組織)が支給される。
- 帰国後も事業期間中は、有力国際学会でパネルを組織し、ペーパーを発表し、欧米での一流査読誌に投稿するために、資金・内容面で
援助を受けることがで
きる。
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応
募資格:次の1から3の条件を全て満たしていること
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- スラブ・ユーラシア地域(旧ソ連・東欧)またはその隣接地域を専門とする研究者で、常勤(テニュア)の職を有していないか、
助教以下の身分の者。
- 博士号取得から原則として5年以内の者、もしくは博士論文審査中の者。
- すでに外国語での発表業績を有するか、国際的な研究集会で報告経験のある者。
以上に加え、派遣期間中に国際的な業績発表予定のある者(たとえば、AAASS、ASN、CESS、ICCEESなど有力国際学会の次回年次大会に向けて
既に報告登録している者)が優先的に選抜される。
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派
遣者の義務、派遣者に望まれること:
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- 派遣までに、スラブ研究センターから提供される会議英語、英語論文執筆についての訓練メニューをこなすこと。
- 派遣期間中に有力国際学会で報告し、欧米の査読誌に投稿すること。また派遣期間中に次年度の有力国際学会での報告を登録するこ
と。
- 派遣期間中、スラブ研究センターとパートナー・受入先機関が展開する共同研究に積極的に参加すること。また受入先機関と協力し
て、中小規模のセミナー、コ
ンフェレンスを組織すること。
- 派遣中の活動につき、担当教員に適宜報告すること。帰国後、分析的な活動報告書を提出すること。
- 帰国後も事業期間中は、国際的な業績の発表、国際的な査読雑誌への投稿を積極的に行なうこと(年1回の国際研究集会での報告、年
1本は欧米査読誌への投稿
をめどとして校閲費、旅費などを援助する)。
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応
募書類:
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- 業績一覧(日本語以外での業績、国際的な研究発表経験を強調すること)
- 履歴書
- 研究計画(派遣先第2志望も明記し、第1、第2志望に応じた2種類の計画を提出するのが望ましい)
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募
集締め切り:
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平成21年2月10日必着(封
筒に「ITP応募書類在中」と明記すること)
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選考結果は、2月末日までに通知する。大学等に勤務する者については、採択通知後、所属組織の長の派遣同意書を提出してもらう場合が
ある。
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