ロシアの地域間の資金循環(1)
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−注 釈−
- 最初の成果として、Tabata(1998)がある。
- ボロクダ州、サンクト・ペテルブルク市、イワノヴォ州、ニジェゴロド州、ヴォロネジ州、タタールスタン共和国、ロストフ州、スヴェルドロフスク州、ノヴォシビルスク州、イルクーツク州、ハバロフスク地方の各統計委員会。
- ロシアには89の連邦構成主体があるが、そのうちレニングラード州には州統計委員会が存在せず、サンクト・ペテルブルク市統計委員会が兼ねている模様である。これは、久保庭真彰が現地で確認した情報に基づくが、ロシア統計国家委員会のホームページでも確認される。
- ロシアにおける統計業務を定めた法律は現在のところ存在しない。「ロシア連邦における統計活動」と題する法案が、1995年4月5日に下院の第一読会の承認を得たが、採択には至っていない。しかし、法案を見る限り、統計の連邦機関と地域機関の関係については、一般的な記述しかない(Voprosy statistiki, No. 4, 1995, pp. 53-56)。
- ハバロフスク地方(第3表)については、1998年8月1日に簡素化された機構を示した。それ以前には、第2表に対応するような部が16程度存在した。
- イルクーツク州の資料(第2表)によれば、地域別(おそらく都市レベル)の統計部には10〜14人、郡の代表部には平均3人が所属しているようである。
- 新しい4つの様式と記入に関する通達(1997年11月17日付ロシア統計国家委員会決定第76号で承認)は、Kak sostavliat'(1998)に収録されている。新しい様式の導入に伴って生じたオリョール州での問題については、Ustinova & Dmitrieva(1998, pp. 85-86)に紹介されている。
- 1992年5月13日付連邦法第2761号「国家統計報告提出手続きの侵犯に対する責任」により、ロシア統計国家委員会は、すべての企業・組織に対して、統計報告の未提出、報告データの歪曲、提出期限の違反などについて、法定最低賃金月額の3〜8倍の罰金を適用できると定められた(Zakon, No. 2, 1996, p. 8)。
- 「価格表方式」については、佐藤(1994, p. 226)参照。
- 文献では、調査する品目数(=調査品目数)と指数計算に使用する品目数(=指数品目数)が混同されている。ここに挙げた数字は指数品目数であり、調査はさらに多い銘柄について行われていると思われる。
- 家計調査については、第1章補論参照。
- 詳しくは、石川(1998a)を参照されたい。
- 大津(1996, p. 45)によれば、1994年7月1日現在、雇用センターは全国に2,400カ所、総職員数3万8,000人。
- Natsional'nye(1998, p. 91)によれば、地域のGDPで算定されないのは、国防、管理その他の連邦予算によって賄われるサービス、銀行などの金融仲介活動、外国貿易、輸出・輸入税などである。
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