北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター2015年度冬期国際シンポジウム
スラブ・ユーラシア研究センター設立60周年記念シンポジウム

「歴史と記憶の間—世代を越えて考える—」


スラブ・ユーラシア研究センター設立60周年記念シンポジウム
日時: 2015年12月10日(木)~11日(金)10時~17時半

会場:北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター大会議室(403)

使用言語:英語 (※通訳はありません) 
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 Program

 1日目:12月10日(木)
10:00–10:15 開会の辞
  田畑伸一郎(SRC)
イントロダクション:

デイビッド・ウルフ(SRC)

10:15–12:00 セッション1「生活とテキストへの複合的アプローチ:中央ユーラシア地域研究の学際性(ラウンドテーブル)」
登壇者:

ダニエル・プライア(マイアミ大学/SRC)

「クルグズの英雄叙事詩の伝統とそのさまざまな文脈」

トヒル・カランダロフ(ロシア科学アカデミー/SRC) (ロシア語)

「中央アジアにおける宗教を分析する:前イスラーム的残滓か、それとも「民衆的」イスラームと「純粋な」イスラームとの間か」

シュテファン・キルムゼ(ベルリン・フンボルト大学/SRC)

「ロシア帝国辺境からの視座:19世紀の法廷文書と法文化を研究することの可能性と限界」

モデレーター: 長縄宣博(SRC)
 
12:00-13:15 昼食
   
13:15-15:15 セッション2 「スラブ・ユーラシア研究センターの設立とロックフェラー財団」
司 会: 地田徹朗(SRC)
報告者:

デイビッド・エンゲルマン(ブランダイス大学;欠席)(代読:長谷川毅) 

「第二次世界大戦とアメリカの地域研究」

デイビッド・ウルフ(SRC)

「北海道大学スラヴ研究室設立とロックフェラー財団」

辛島理人(関西学院大学)

「反共産主義リベラルと民主社会主義の間で:ロックフェラー財団と日本のアジア研究」

討論者: 下斗米伸夫(法政大学)
 
15:30-17:30 セッション3 「時空を超えるSRC:過去とのつながり、海を隔てた絆(ラウンドテーブル)」
登壇者:

外川継男(上智大学・北海道大学名誉教授)

「黎明期のSRC:前史について」

秋月孝子(元SRC図書室司書)

「センター図書室でのスラブ・コレクションの構築」

伊東孝之(早稲田大学・北海道大学名誉教授)

「全国化、国際化、機能化―SRCでの私の20年」

長谷川毅(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)

「SRC、ペレストロイカそして露日関係」

ヴィクトル・ラーリン(ロシア科学アカデミー極東支部歴史・考古学・民族学研究所)

「ウラジオストク歴史学研究所とスラブ・ユーラシア研究センター:実り多き協力の30年」

田畑伸一郎(SRC)

「21世紀のスラブ・ユーラシア研究センター」

モデレーター: 望月哲男(SRC)
 
18:00-20:00 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター設立60周年記念レセプション (於:エンレイソウ)[招待者のみ]
 
  2日目:12月11日(金)
10:00-11:45 セッション4 「センター設立60周年の歴史的文脈:他のアニバーサリー/記念行事との対照から」
司 会: 木村汎(拓殖大学・北海道大学名誉教授)
報告者:

高尾千津子(東京医科歯科大学;欠席)、デイビッド・ウルフ(SRC)

「杉原千畝:ビザ発給から75年」

泉川泰博(中央大学)

「日本の独立外交の多面的追求と日ソ関係正常化(1955-56)」

討論者: 和田春樹(東京大学名誉教授)
11:45-13:00 昼食
13:00-14:45 セッション5 「歴史と記憶をつくるアニバーサリー」
司 会: 皆川修吾(北海道大学名誉教授)
報告者:

ジョン・スタインバーグ(オースティン・ピー州立大学)     

「ロシアの第一次世界大戦と革命:100周年の発見」 (スカイプでの報告)

篠原琢(東京外国語大学)

「チェコ共和国の記憶の政治におけるユダヤ人の存在/非存在」

討論者: 池田嘉郎(東京大学)
15:00-17:00 セッション6 「ICCEES 2015を終えて:日本のスラブ・ユーラシア研究の将来(ラウンドテーブル)」
登壇者:

沼野充義(東京大学)   

岡奈津子(アジア経済研究所)     

池田嘉郎(東京大学)    

ヤロスラフ・シュラトフ(広島市立大学)     

馮紹雷(華東師範大学)     

河龍出(ワシントン大学)

モデレーター: 林忠行(京都女子大学)
 
17:00-17:30 最終討論セッション
モデレーター: デイビッド・ウルフ(SRC)
   
   


組織委員会:
デイビッド・ウルフ、田畑伸一郎、望月哲男、地田徹朗、高橋沙奈美

 

 

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