1999年度夏期シンポジウムプログラム
「ロシアの地域:経済成長と環境」
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1999年7月21日(木)


15:30〜17:30 [セッション1] 基調講演
報告者 P.ハンソン(英国、バーミンガム大学)
「ロシアにおける経済変動の地域類型」
佐和隆光(京都大学)
「ポスト京都会議の地球温暖化対策−京都メカニズム、規制的措置、経済的措置をどう組み合わせるか−」
司会者: 佐藤経明(横浜市立大学名誉教授)

ビヤ・パーティ 17:45〜19:00(スラブ研究センター328号室)


1999年7月22日(木)

10:00〜12:00 [セッション2]「環境問題とNGO」
報告者 赤羽恒雄、A.ワシリエヴァ(以上、米国、モントレー大学)
「サハリンの環境意識:サハリン大陸棚石油・ガス開発の背景と見方」
G.ボロフスキー(サハリン国立大学)
「サハリン経済開発に関するアンケート調査結果」
討論者: 袴田茂樹(青山学院大学)
司会者: 未定

13:30〜15:30 [セッション3]「経済開発と先住民族」
報告者 A.ナチョトキナ(サハリン州議会)
「大陸棚の開発と先住少数民族の伝統的生活様式の保護」
E.ウィルソン(英国、ケンブリッジ大学)
「対決か妥協か? 北サハリンにおける伝統的な天然資源利用と石油産業」
討論者: 荻原真子(千葉大学)、井上紘一(北海道大学)
司会者: 佐々木史郎(国立民族学博物館)

15:45〜17:45 [セッション4]「シベリアのエネルギー開発」
報告者 V.カラシニコフ(ロシア科学アカデミー極東支部経済研究所)
「サハリン大陸棚開発とロシア極東のエネルギー需給」 北川弘光(北海道大学)
「エニセイ川周辺の資源開発と環境」
討論者: 吉田文和(北海道大学)、村上隆(北海道大学)
司会者: 吉田進(環日本海経済研究所)

[懇親会]18:00〜20:00(アスペン・ホテル)


1999年7月23日(金)


9:30〜12:00 [セッション5−1]「ロシアの地域間資金循環」
報告者 E.ガブリレンコフ(ロシア、経済大学)
「ロシアの地域特性と地域間の資本循環」
荒井信雄(札幌国際大学)、A.ベロフ(福井県立大学)
「サハリン州の財政」
V.ルデンコ(ロシア科学アカデミー・ウラル支部哲学・法研究所) 「ウラル地域の近代化の要請に対する経済的・法的対応」
討論者: 西村可明(一橋大学)、田畑伸一郎(北海道大学)
司会者: 田畑理一(大阪市立大学)


10:00〜12:00 [セッション5−2]「オホーツク海の海洋汚染」
報告者 R.ステイナー(米国、アラスカ大学)
「石油流出:アラスカの教訓をサハリンにどう活かすか」
A.レオノフ(ロシア科学アカデミー海洋学研究所)
「サハリン大陸棚石油・ガス開発によるオホーツク海エコ・システムの変化」
討論者: 山村悦夫(北海道大学)、V.ペレシプキン(ロシア、中央海洋調査・設計研究 所)
司会者: 青田昌秋(北海道大学)

13:00〜15:30 [セッション6−1]「中央アジアの環境問題」
報告者 野村政修(九州国際大学)
「イリ川下流域における水利用と利用料徴収の可能性:ベレケ村の場合」
佐藤幸男(広島大学名誉教授)
「セミパラチンスク旧核実験場周辺住民の環境と健康状況」
討論者: B.イスラモフ(一橋大学)、山下俊一(長崎大学)
司会者: 宇山智彦(北海道大学)


13:30〜15:30 [セッション6−2]「ロシアの地域労働市場」
報告者 V.ギンペリソン(ロシア、IMEMO)
「ロシアの地域における公務員雇用と再分配政策」
大津定美(神戸大学)
「移行期ロシアにおける地域労働市場の発展類型」
討論者: 小森田秋夫(東京大学)、溝端佐登史(京都大学)
司会者: 山村理人(北海道大学)


15:45〜17:45 [セッション7]「地域の次元から見たロシア金融危機」
報告者 久保庭真彰(一橋大学)
「ロシア先進地域における金融危機」
P.ラトランド(米国、ウェズレイヤン大学)
「ロシア経済発展の代替案における地域の問題」
討論者: 鵜野公郎(慶応義塾大学)、上垣彰(西南学院大学)
司会者: 宮本勝浩(大阪府立大学)

1999年7月24日(土)

エクスカーション(小樽方面)
 ※以下は、1999年6月8日現在の予定です。お問い合わせは、スラブ研究センター村上隆 または田畑伸一郎まで(電話 011-706-2388、src@slav.hokudai.ac.jp )。