1999年度スラブ研究センター
変移する境界:スラブ・ユーラシア 世界の3世紀

2000年1月27日 〜28日
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1月27日(木)

9:30-11:30 セッション1:ロシア帝国における政治的言説としての文学〔英語使 用〕
報告者: シンシア・ウィタカー(ニューヨーク市立大/米国)「エカチェリーナ  二世統治期における君主への 助言」

ロバート・ベルナップ(コロンビア大/米国)「アレク サンドル二世統治期におけるグラースノスチ」
討論者: 竹中浩(大阪大)、望月哲男(センター)
司会: 川端香男里 (中部大)
11:30-13:00 昼 食
13:00-15:00 セッション2-1:日露間の歴史的絆〔ロシア語使用〕
報告者: ヴァレリー・マルコフ(極東大/ロシア)「宣教師ニコライの生涯と事績:ロシアの文書館史料に基づい て」
報告者: ゾーヤ・モルグン(極東大/ロシア)「1920- 1930年代の国立極東大学における日本学」
討論者: 長縄光男(横浜国立大)、沢田和彦(埼玉大)
司会: 原暉之(センター)

セッション2-2:<ラウンドテーブル>ロシアの地域経済〔日本語使用〕
報告者: 辻義昌(早稲田大)「現代ロシアにおけるスモールビジネス−首都と地方−企業登録動向の一分析」

田畑理一(大阪市立大)「ロシア地域における『貧困化 現象』:製造業空洞化との関連」

堀江典生(富山大)「ロシアの地域雇用喪失に関する一 考察」
討論者: 大津定美(神戸大)
司会: 田畑伸一郎(センター)
15:30-17:30 セッション3:ロシアにおける地域政治体制〔英語使用〕

ナイル・ムハリャモフ(カザン熱エネルギー大/ロシア)「タタルスタンにおける政治過程:イスラム・ ファクター」
報告者: ジェフリー・ハーン(ヴィラノヴァ大/米国)「州にお ける政治制度の発展:ヤロスラヴリの事例」
討論者: 永綱憲悟(亜細亜大)、宇山智彦(センター)
司会: 宇多文雄(上智大)
18:00-20:00 懇親会(札幌アスペンホテル)


1月28日(金)

9:30-11:30 セッション4-1:1920-1930年代のソヴェト青年〔英語使 用〕
報告者: イサベル・ティラド(ウィリアム・パターソン大/米国)「コムソモールとネップの終焉」 松井康浩(香川大)「退出、告発、忠誠:スターリン体制およびその諸政策に対するソヴェト青年の態度:1926-1938年」
討論者: 松里公孝(センター)、森美矢子(東京大・院)
司会: 未定

セッション4-2:現代東欧の言語と文化〔日本語使用〕

 

報告者: 三谷恵子(京都大)「ユーゴ連邦崩壊後の言語状況:セルビア・クロアチア語圏を中心に」 西成彦(立命館大)「ポーランド語によるユダヤ抵抗詞アンソロジー『歌は消え去った』Piesn Ujdzie Calo (1947)について」
討論者: 田中一生(翻訳家)、沼野充義(東京大)
司会: 灰谷慶三(北大)
11:30-13:00 昼 食
13:00-15:00 セッション5-1:北ロシアにおける口承文芸の伝統〔ロシア語使用〕

 

報告者: リュー・クイリ(劉魁立)(少数民族文学研究所/中国)「19世紀後半の北ロシアにおける『スカジー チェリ』と『スカーゾチニキ』」 熊野谷葉子(東京大・院)「20世紀における『チャストゥーシュカ』の諸相」
討論者: 中村喜和(共立女子大)
司会: 井上紘一(センター)

セッション5-2:CIS南部国境地域における安全保障〔英語使用〕
報告者: ラフィス・アバゾフ(ラトロブ大/オーストラリア)「中央アジアにおける対外政策決定:クルグズ共和 国の事例」 宮本信生(総合研究開発機構)「中ロ戦略協調の行方:外交の重層空間構造」
討論者: 岩下明裕(山口県立大)、小泉直美(防衛大学校)
司会: 木村汎(国際日本文化研究センター)
15:30-17:30 セッション6:現代のバルカン問題〔英語使用〕
報告者: エカテリナ・ニコヴァ(バルカン研究所/ブルガリア)「20世紀末のバルカン政治」 佐原徹哉(東京都立大)「1990年代バルカン諸国における少数民族抑圧傾向と共産主義の遺産」
討論者: 伊東孝之(早稲田大)、月村太郎(神戸大)
司会: 林忠行(センター)

 


1999年度スラブ研究センター冬季シンポジウム プレ・プログラム

ロシア文学の夕べ-ウラジーミル・ソローキンを囲 む会
日時: 2000年1月26日(水) 17:00 〜 19:00
場所: 北海道大学スラブ研究センター 小会議室(4階 420号室)