アジア政経学会東日本大会のお礼
2010年5月22日、アジア政経学会東日本大会が初めて北海道の地で開催されまし
た。これはセンターが文科省により平成22年度から共同利用・共同研究拠点に認定されたことに伴い、学会との共同事業としてお受けしたものです。
地方大会にもかかわらず、多数の会員が西日本からも参加され、会員でない方を含めて参加者は120名に達しました。6つの分科会、2つの共通論題が実施
され、密度の濃いプログラムとなり、共通論題終了後は、センターのレセプションルームにて70名あまりが集い懇親会を行いました。
なお、共通論題I「中国と『辺疆』:隣国との間」は、中国社会科学院辺疆地史研究所から2人のゲストを迎え、日中同時通訳のもと実施され、中国の国境観
及びその政策や隣接諸国・地域との関係をめぐって熱い議論が闘わされました。この共通論題は、グローバルCOEプログラム「境界研究の拠点形成」及び新学
術領域研究「ユーラシア地域大国の比較研究」との共催でもあり、報告されたペーパーは今年夏頃に刊行予定の『境界研究』に収録されます。その他の報告につ
いてはアジア政経学会のホームページをご覧ください。
アジア政経学会東日本大会の実施のためにご尽力いただいた内外のすべての関係者に心よりお礼申し上げます。
ス
ラブ研究センター長 岩下明裕
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