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世紀転換期ガリツィアにおけるナ
                ショナリズムの鏡像
              
宮崎悠(研究代表者)
              | 所属機関 | 北海道大学法学研究科 | 
                  
|---|---|
| 専門分野 | 国際政治、ポーランド政治史 | 
                  
| 役割分担 | 
研究概要
              | ロシア、オーストリアの両帝国が崩壊しつつあった19世紀末から20世紀初頭、両帝国およびプロイセンにより分割支配されていたポー
                      ランドは、「二重の帝国性」を体現する存在であった。ここでいう「二重の帝国性」とは、(1)ポーランドに隣接する、ロシア、ドイツ、オーストリアの三帝
                      国が、ポーランドに対して(ないしポーランドにおいて)示した帝国性、(2)ポーランド自身が、ガリツィア、東方領域kresyのエスニック集団(ウクラ
                      イナ人、ベラルーシ人、ユダヤ人など)に対して有していた帝国性、をさす。本研究は、この「二重の帝国性」が最も顕著に表出した地域の一つであるガリツィ
                      ア(ハリチナ)を対象とし、世紀転換期のロシア領およびオーストリア領の間で越境的に統合しつつあったポーランド・ナショナリズムと、ほぼ同時期に興隆し
                      始めたウクライナ・ナショナリズムの比較、および両者の発展過程における相互作用を明らかにすることを目的とする。 | 
                  



