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「渡りの船」の英文セミナー石野 裕子(津田塾大学国際関係所研究員) 博士論文の内容を英語論文にしようと悪戦苦闘していた冬休みに、スラブ研究センターの長縄氏からITPの英文セミナーの話をいただいたのは、まさに「渡りに船」の申し入れであった。早速、執筆中の論文の序章と1章にあたる部分を事前提出したのだが、セミナー直前に非常に細かい添削がなされた校正原稿が戻ってきて、自分の英語力のなさに少し落ち込んだままセミナー当日を迎えた。29日の初日の午前中は、エネルギッシュなPaul Stapleton先生によるGenreとDiscourseのセミナーを受けた。文章のポイントとなるフレーズの使い方や強調したい文章の使い方が非常に参考になった。午後からはおだやかな風貌のAnthony E. Backhouse先生によるLanguage systemやOrthography、Grammar、Vocabularyの指導を受けた。ここではセミコロンの使い方といった基本的なことから、より論文らしい動詞の使い方を教えていただき、自分がよく間違うポイントが確認できた。両先生ともどのような質問にも丁寧に答えてくださったせいもあり、参加者は積極的に質問をぶつけることができた。夕方からはイブニングセミナー"How to get published in English"が開催された。すでに英語論文を提出された経験者からの本音トークが飛び出して、英文雑誌への投稿意欲を刺激してくれたセミナーであった。 [Update 12.09.13]
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