公開講座
2023年度公開講座は終了しました。アーカイブ動画公開中。
センターでは1986年以降、札幌市教育委員会との共催で、
札幌地域の社会人を対象にした公開講座を毎年1回開催しています。
今年度は以下により実施致します。
2023年度 公開講座「どうなる? どうする? 日露関係」 |
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期間 2023年10月16日(月)~11月10日(金)
主催 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター(SRC) 後援 札幌市教育委員会、地域研究コンソーシアム、
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2022年2月24日にロシアがウクライナへの全面軍事侵攻を開始したことにより、世界は変わってしまいました。日本とロシアの関係も大きな影響を受け、ウクライナ戦争の前と後とで、様相が一変しています。 日本は、主要先進国から成るG7の一員として、ロシアの侵略行為を非難し、経済制裁を発動しています。対するロシアの側も、日本を含む先進諸国を「非友好国」と位置付け、敵対的な姿勢を強めています。 しかし、日露関係がウクライナ戦争の前は順調だったかというと、決してそうではありません。対露関係を改善して北方領土問題を解決し、平和条約を締結しようという安倍晋三政権の試みが頓挫したことは、同政権の末期には明白でした。ちなみに、安倍政権は経済協力を対露関係改善の切り札にしようとしましたが、実はその間も両国間の経済関係は停滞し、頭打ちの傾向が生じていました。 ウクライナでの戦火は、いつかは止むはずです。しかし、仮にその障害がなくなったとしても、日露関係の根本的な難しさは、おそらくはより増幅された形で、残ると考えざるをえません。混沌とする世界の中で、我が国は北の隣国とどう向き合っていけばいいのでしょうか? 今回の公開講座では、このように我が国にとっての重大な課題となっている日露関係を、国際関係、外交、軍事、貿易、エネルギー、漁業、文化の各専門家が、それぞれの立場から読み解き、未来への指針を示すことを目指します。
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