出版物
スラブ・ユーラシア叢書- 1. 国境・誰がこの線を引いたのか-日本とユーラシア
- 2. 創像都市ペテルブルグ:歴史、科学、文化
- 3. 石油・ガスとロシア経済
- 4. 近代東北アジアの誕生―跨境史への試み
- 5. 多様性と可能性のコーカサス-民族紛争を超えて
- 6. 日本の中央アジア外交-試される地域戦略
- 7. ペルシア語が結んだ世界-もうひとつのユーラシア史
- 8. 日本の国境・いかにこの「呪縛」を解くか
- 9. ポスト社会主義期の政治と経済-旧ソ連・中東欧の比較
- 10. 日露戦争とサハリン島
- 11. 環オホーツク海地域の環境と経済
- 12. 北西ユーラシアの歴史空間
- 13. 紅い戦争のメモリースケープ
――旧ソ連・東欧・中国・ベトナム - 14. 北極の人間と社会
――持続的発展の可能性 - 15. 北東アジアの地政治
―米中日ロのパワーゲームを超えて - 16. 日本帝国の膨張と縮小
―シベリア出兵とサハリン・樺太 - 17. ロシア北極域経済の変動
―サハ共和国の資源・環境・社会
[スラブ・ユーラシア叢書 17]
ロシア北極域経済の変動
――サハ共和国の資源・環境・社会
![]() |
「スラブ・ユーラシア叢書」第17巻の刊行 編著:田畑 伸一郎 2025年3月, 272頁 北海道大学出版会 (出版社のページへ) ISBN 978-4-8329-6904-9 定価 6,200円+税 |
目 次
序章 | 田畑伸一郎 | 1 | |
1 | 本書の問題意識 | 1 | |
2 | 北極域とサハ | 2 | |
3 | サハの概要 | 4 | |
4 | 本書の構成 | 6 | |
第1部 | 産業と財政 | ||
第1章 | 産業構造:強まる石油・ガス依存 | 田畑伸一郎 | 15 |
1 | はじめに | 15 | |
2 | 共和国の産業構造 | 15 | |
3 | 共和国の輸出構造 | 25 | |
4 | 自治体の産業構造 | 29 | |
5 | おわりに | 36 | |
※補遺:サハ共和国の輸出額の推計(2000~2022年) | |||
第2章 | 財政:ベネフィット・シェアリングの観点から | 横川和穂・田畑伸一郎 | 41 |
1 | はじめに | 41 | |
2 | 北極域諸国におけるベネフィット・シェアリング | 43 | |
3 | ロシア連邦におけるサハ共和国財政の位置付け | 50 | |
4 | サハ共和国の歳入・歳出構造 | 53 | |
5 | サハ共和国における地方自治体の歳入・歳出構造 | 59 | |
6 | おわりに | 68 | |
第3章 | 農業─国による支援とその行方 | 後藤正憲,ガリーナ・ダヤーノワ | 73 |
1 | はじめに | 73 | |
2 | ロシア農業の歩み | 74 | |
3 | サハの農業概観 | 77 | |
4 | サハにおける農業支援 | 81 | |
5 | 大規模化の躓き:ゴールヌィ郡の事例 | 85 | |
6 | おわりに | 90 | |
第2部 | 資源とエネルギー | ||
第4章 | 石油・ガス開発:拡大する生産と莫大なポテンシャル | 原田大輔 | 97 |
1 | はじめに | 97 | |
2 | 石油・ガス・インフラが牽引する経済活動 | 98 | |
3 | 原油価格高騰とウクライナ問題が加速させてきたロシアの東方シフト | 99 | |
4 | サハ共和国における石油・ガス開発の特徴 | 102 | |
5 | 対中パイプライン「シベリアの力」の現状 | 108 | |
6 | サハ共和国における新たなフロンティアとその開発に向けた課題 | 114 | |
7 | おわりに | 115 | |
第5章 | ダイヤモンド:制裁で交錯するグローバルとローカル | 服部倫卓 | 119 |
1 | はじめに | 119 | |
2 | ダイヤモンドのグローバル・バリューチェーンとロシア | 120 | |
3 | アルロサのサハ経済・社会への貢献度 | 124 | |
4 | ロシア産ダイヤモンドに対する制裁 | 131 | |
5 | 制裁の効果と妥当性 | 134 | |
6 | おわりに | 137 | |
第6章 | 再生可能エネルギー:「脱炭素レース」の現在地 | 徳永昌弘 | 141 |
1 | はじめに | 141 | |
2 | ロシアにおける脱炭素・再生可能エネルギーの可能性と取り組み | 143 | |
3 | サハ共和国における再生可能エネルギー事業の展開 | 152 | |
4 | おわりに | 160 | |
第3部 | 家計と健康 | ||
第7章 | 家計と食:気候変動の影響 | 成田大樹,ショフルフ・ハサノフ, 山田大地,ワルワラ・パリロワ, トゥヤラ・ガヴリリエワ, ホルヘ・ガルシア・モリノス, スティーヴ・サカパジ |
169 |
1 | はじめに | 169 | |
2 | 文献レビュー | 170 | |
3 | サハ共和国内先住民村落の家計調査データから分かること | 176 | |
4 | 将来の気候変動の深刻化がサハ共和国の先住民に及ぼす影響 | 184 | |
第8章 | 健康:気候変動と資源開発の影響 | 武田友加 | 187 |
1 | はじめに | 187 | |
2 | 気候変動と健康 | 189 | |
3 | データ | 197 | |
4 | 分析モデル | 197 | |
5 | 推計結果 | 205 | |
6 | おわりに | 207 | |
第9章 | 住宅:政策,市場,現状 | 道上真有,トゥヤラ・ガヴリリエワ, アルチョム・ノヴィコフ |
211 |
1 | はじめに | 211 | |
2 | サハの住宅市場 | 212 | |
3 | おわりに | 230 | |
引用文献 | 233 | ||
あとがき | 253 | ||
索 引 | 257 | ||
執筆者紹介 | 263 | ||