スタッフ紹介
・ 情報資料部
兎内 勇津流 (とない ゆづる) |
ロシア史、図書館情報学 |
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略 歴 |
1963年生まれ、1986年学習院大学文学部史学科卒、1988年学習院大学人文科学研究科博士前期課程修了。1988年国立国会図書館司書。1995年北海道大学スラブ研究センター講師。2007年同センター准教授。 |
著 書 | ●(共編著) 『日本帝国の膨張と縮小:シベリア出兵とサハリン・樺太』北海道大学出版会, 2023年. 438 p. ●(共編) 『環オホーツクの環境と歴史』1号~5号 サッポロ堂書店, 2012-2022年. |
論 文 |
●「沿海州ゼムストヴォ参事会臨時政府(一九二〇年)試論:シベリア出兵ともう一つの緩衝国」『ロシア史研究』110号, 2023年.(査読あり) ●「1930年代ソ連極東部の国境管理体制と強制移住」日ソ戦争史研究会編『日ソ戦争史の研究』勉誠出版, 2023年. ●「第一次ロシア革命とロシア正教会試論:なぜ宗務院体制打破と総主教制復興が提起されたか」貝沢哉ほか編『< 超越性 >と< 生 >との接続:近現代ロシア思想史の批判的構築に向けて』水声社, 2022年. ●「ヴァシーリー・ボルディレフと日本: 一九一九年滞日期を中心に」『ロシア史研究』105号, 2020年.(査読あり) ●「ゲンナージー・ネヴェリスコイのアムール調査(探検)と幕末の日本」牧野元紀編『ロマノフ王朝時代の日露交流』勉誠出版, 2020年. ●「第二次世界大戦期サハリン周辺海域の航行問題」『ロシア史研究』99号, 2017年. (査読あり) ●Soviet Rule in South Sakhalin and Japanese Society, 1945-1949. Paichadze, S., Seaton, P. (eds.) “Voices from the Shifting Russo-Japanese Border Karafuto / Sakhalin”. London : Routledge, 2015.(査読あり) ●「データベースによる「トルキスタン集成」の構成分析」『CIAS Discussion paper』No. 34 , 2013年. |
その他の業績 (翻訳、翻刻等) |
●(醍醐龍馬と共訳) ヴァレリー・シュービン「1867年から1877年にかけてのクリル諸島」『人文研究』(小樽商科大学) 145号, 2023年. ●(及川琢英と共同で翻刻・注解)「立花小一郎回顧余録」(1)~(6) 『近現代東北アジア地域史研究会ニューズレター』30号~35号 2018年~2023年.(連載中) ●(伊丹明彦と共訳)クリフォード・フォウスト「ロシア鉄道奉仕団:ジョン・フランク・スチーヴンスと極東・満洲におけるアメリカの変化する干渉」『環オホーツクの環境と歴史』5号, 2022年. ●(翻訳)エレーナ・チェルノルツカヤ「中国人の極東からの追放と強制移住, 1938年」『環オホーツクの環境と歴史』5号. 2022年. ●(翻訳)「アメリカ大使館付武官バーネット陸軍中佐のサハリン出張報告書」『環オホーツクの環境と歴史』5号, 2022年. ●(醍醐龍馬と共訳) ヴラジスラフ・ラトゥイシェフ、ガリーナ・ドゥダレツ「1869年から1870年までのサハリンとアムール地方における侍従武官長イヴァン・スコルコフの委員会」『人文研究』(小樽商科大学)143号, 2022年。 |
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